カミヤツデの中苗(高さ20cm程度):1苗
< カミヤツデ > ◎台湾、中国南部原産のウコギ科の常緑低木で、原産地では高さ5mに達する。 ◎最大の特徴は葉の大きさで、葉形は日本のヤツデに似ていますが、葉身は長さ幅共に70cmほどになり、葉柄も長さ40cmになり、遥かに大型で圧倒されます。 ◎葉は光沢のない薄手で、7〜12に掌状深裂し、裂片はさらに途中まで2裂し、複雑な形状を呈します。裏面と葉柄には短毛が密生しています。 ◎花は冬季開花し、日本のヤツデに似た淡黄白色で、球形の散形花序群を円錐状に分布させる。 ◎茎髄からは、造花や書画で使用される通草紙(つうそうし)が製造される。これが「紙八手」の名前の由来です。 ◎暖地では逸出に注意が必要。