驚異的なL-dopa含有量!! 播種用ムクナ豆2種類セット(白:八升豆(写真上)4個と斑品種2個(写真は見本で数量が違います)1袋に入れます 表面に多少の皺、へこみ、変色有り):1セット
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< ムクナ豆のL-dopaがすごい! > ◎元気・やる気の源ドーパミン前駆体L-dopaの含有量が3〜9%もある奇跡のスーパー食材です。L-dopaがパーキンソン病、アルツハイマー病、認知症の予防・改善に効果があると分かり、最近、話題が沸騰しています。
<収量>
八升豆は由来の通り、一粒の豆から八升(大量)も収穫できますので、各5粒でも一家庭としては十分な量が収穫できます。2年目以降からは食べきれないほど収穫できます。
<ムクナ豆の詳細>
◎学名:Mucuna pruriens var. utilis 原産地はヒマラヤ南山麓と言われ、インド・東南アジアに広く分布し、世界中の熱帯・亜熱帯で昔から栽培されています。◎マメ科の蔓性作物で、莢が短いインゲン豆といった感じです。インゲン豆は多数の品種があり、豆肌の色・模様、草姿が違いますが、ムクナ豆も世界中で昔から栽培されているために多くの品種があります。
◎日本で栽培されている”八升豆”と言う名のムクナ豆は、豆肌が灰白色です。インドのムクナ豆は黒、アメリカ由来の斑品種は薄茶地に黒斑といった具合です。 ◎ムクナ豆のムクナは属名のMucunaに由来し、八升豆の由来は、豊産で一粒の豆から八升も収穫できるから、八丈島から渡来したためなど諸説あります。
◎日本でも江戸時代までは比較的多く栽培されていましたが、豆が硬く調理に手間が掛かることから、現在は殆ど栽培されなくなってしまいました。しかし、その驚異のL-dopa含有量から、最近、栽培・利用法が見直されてきています。 ◎ムクナ豆は、L-dopa、無肥料栽培、土壌肥沃化、救荒作物など世界を救える豆と言って過言ではありません。
<ムクナ豆のL-dopa >
◎ドーパミン:dopamineは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、意欲、若さの維持、学習能力、運動機能調節、ホルモン調節などを司り、人間が人間らしく、幸福な人生を送るために非常に重要な物質です。
◎L-dopaは、このドーパミンの前駆体(材料)で、さらにドーパミンはアドレナリンの先駆体でもあります。 ◎パーキンソン病は、ドーパミンの生成量が減少するために脳からの指令が筋肉に十分に届かず運動機能に障害が発生する病気です。パーキンソン病の治療薬:ドーパ製剤には、L-dopaが含まれており、中脳の黒質細胞がこれを受取りドーパミンに変えます。しかし、ドーパ製剤を長期連用すると、いくら飲んでも2時間程度で効果が切れてしまうウエアリングオフと言う現象が起きる様になってしまいます。
◎ムクナ豆のL-dopaはドーパ製剤に比べて安定的に脳に作用し、摂取後の経過時間による効果の減少が緩やかだと言う特徴があります。 ◎ムクナ豆のL-dopaは効き始めも早く、摂取後30分程度で座りきりの人が歩ける様になったとかひどい慢性痛が緩和された等の話は良く聞きます。 ◎ボケ、認知症、アルツハイマー病の予防や軽減にも効果があると言われています。 ◎古代インドのアーユルベーダ医療では、数千年前からすでに実践されていたと言いますから驚きです。
<ムクナ豆の栽培>
◎播種:安定して25℃以上の気温が確保できる時期に播種します。ムクナ豆を25℃くらいの水で丸1日戻し、膨らんだ豆を清潔な用土でポットに播き、極浅く覆土し、乾かない様に管理します。1、2週間程度で発芽しますので、本葉5枚程度までポット栽培し、地植えします。 ◎春に種を植え付け、支柱を立て夏生育させ、晩夏に結実し、秋に収穫します。痩せた土地でも栽培可能です。
◎ムクナ豆は、種以外にも植物体全身に重量比1%程度の高濃度のL-dopaが含まれており、このL-dopaに因るアレロパシーで、双子葉植物の雑草抑制効果があり、ブラジルではトウモロコシと混植して雑草を抑制に利用されています。 ◎マメ科のムクナ豆の根にも根粒菌が共生しており、この働きで空気中の窒素を固定して土壌を肥沃化します。 ◎根と莢の中の豆以外の植物体全身に微細な毛が生えており、肌に擦れると痒くなりますので、栽培、収穫には注意が必要です。
◎石豆:ムクナ豆に限らず乾燥豆には、石豆と言う豆肌の吸水特性が特異な豆が、ある割合で含まれています。通常の豆と一緒に水で戻しても、全く吸水せず何日も石の様に硬いままの豆が石豆です。 ◎種の生存戦略:豆が同じ条件で全部一度に発芽したらどうでしょうか。発芽後に、生育できない程の悪環境:低温、乾燥、害虫等に遭遇したら、種は絶滅してしまいます。石豆は死んでいる訳ではなく、種の保存のために発芽条件がづれる様に巧妙にプログラムされた特殊な豆なのです。 ◎播種時の吸水で、半日で膨らんでこない豆は石豆です。取り出し、清潔なカッターなどで、皮の一部に小さなキズを付ければ、普通の豆と同様に吸水し、問題なく発芽、生育します。
<ムクナ豆の食べ方>
◎五大重要項目は、”生はダメ””水浸しにしない””高温で調理しない””発酵させない””食べ過ぎない”です。
◎生はダメ:生食すると下痢等の体調不良を起こします。L-dopaを分解しない温度で十分加熱してから食べます。 ◎水浸しにしない:ムクナ豆のL-dopaは水溶性で、水に浸すと豆からどんどん溶け出してしまいます。ムクナ豆は基本的に洗わず、気になる場合もサット水を掛けるだけに止め、極力少量の水で調理し、煮汁も全部いただく様にします。
◎高温で調理しない:茹豆・煮豆の100℃加熱では殆ど問題ありませんが、170℃30分加熱でL-dopaは半減、190℃30分加熱では、殆ど分解されてしまうと言うデータがあります。茹豆・煮豆が一番良い調理方法だと思います。黄粉は粉にする前の焙煎で結構な高温(200℃程度)になり、お奨めできません。 ◎発酵させない:味噌などの発酵過程でL-dopaは分解されほぼゼロになると言うデータがあります。
◎食べ過ぎない:L-dopaの摂取許容値は、1.5g/日と言われています。ムクナ豆のL-dopaの含有量を5%とすると豆(平均重量1g)1粒には50mgのL-dopaが含まれており、摂取許容値の1.5gを粒数換算すると約30粒になります。
◎一般的には、”1回3粒、一日3回”が目安と言われています。食べ過ぎると不随意運動、低血圧、不眠、幻覚等の不具合が現れると言われています。何事も過ぎてはいけません。体質、病気等で合わない人がいますので、自己責任で摂取してください。 ◎調理品の長期保存は、冷凍、酢漬けが良い様です。 ◎石豆:水で戻す際に、全く吸水しない豆が出てきますが、包丁等で皮に小さなキズを付ければ、普通の豆同様に吸水・調理できます。石豆の詳細は、前項目の<ムクナ豆の栽培>を参照してください。