日本でも3本の指に入る特別良形個体採取 トックリキワタの種(すぐに播種 幹は年数と共に太る):1包(5個)
< トックリキワタ >
☆☆☆ バオバブを超えるトックリキワタ ☆☆☆
☆☆☆ 千載一遇のチャンス!! 次回は多分ない ☆☆☆
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<”トックリキワタ”をご存知ですか?>
少し離れた所から、”この木”を見た人は、
みんな写真で見た”あの木”だと思います。そう、バオバブです。
誰もが、自分で植えたバオバブが、写真で見たトックリ型の幹に
育つことを夢見ますが、これはもう不可能と言うしかありません。
最低300歳まで生きられれば、できなくもありませんが・・・。
この夢を実現させてくれる素晴らしい植物が存在します。
それが、”トックリキワタ”です。
成長が早く、2、30年で立派なバオバブ型になります。
これなら、トックリ型の幹に頬擦りして、うっとりできそうです。
それに、バオバブには無い魅力もあります。
それは花。
バオバブの花は、ネムノキの花を大きくした様な花で、それなりに
美しいのですが、どの種類のバオバブの花も殆ど白だけで、
しかも、一夜花です。
これに対し、”トックリキワタ”は花色が桃、赤紫、白、淡黄色と
多彩で、一花が数日持ち、さらに花数が多く、樹全体としては、
一ヶ月ほど咲き続けます。
欠点に当たるのは、幹に太いトゲがあることでしょうか?
トゲは太く鈍いので、触ったぐらいで積極的に刺さると言う
感じではありませんが、ぶつかると、それなりに痛いです。
トゲは、個体差が大きく、トゲだらけからトゲ無しまであります。
トゲが嫌な方は、トゲをそぎ落とす(痕跡は殆ど残りません)か、
実生苗を何本か用意し、選抜しても良いと思います。
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< ”トックリキワタ”をもっと知りたい方へ >
”トックリキワタ”は、ブラジル、アルゼンチン原産の花木です。
分類は、バオバブと同じキワタ科(パンヤ科)です。
道理で似ている訳です。
ここ石垣島では、12月から1月に開花する真冬の花です。
石垣島に冬はありませんが。ワハハ。
開花後、長さ20cm、直径8cmのカカオの様な緑の実が成り
ますが、極端な自家不稔性を有していて、花一万個に一個しか
実が止まりません。傍に別の実生固体が花を咲かせていても
そうなので、自家不稔性は当たらないかも知れませんが。
”ファンタジア”では、石垣島では、花の咲く時期の気温が、
高すぎるのではないかと推測しております。
実は5月に、茶変すると外皮が縦5分割で割れ、中から
ふわふわの綿に包まれた種が風に乗り、青空を浮遊します。
この綿こそが、キワタを言われる所以です。
この綿は、カッポク綿と呼ばれ、実際に枕、クッションなどの
詰め物として利用されています。
種が飛んだ後、赤い新芽を出し、バオバブそっくりの掌状複葉の
涼しげな葉を茂らせます。
また、バオバブ同様幹や枝にも葉緑素があり、光合成を行います。
これは、乾季に葉が全部落ちても、体力維持に役立ちます。
種は黒く、直径5mmの球形で、採播きで良く発芽します。
実生苗は、そのまま育てると1.5m位までは分枝せずに単幹で
育ちます。放任栽培はこれでも良いのですが、鉢植え、風対策を
考えると早い時期の芽摘み、剪定が必要です。
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